資質ラフトの形成解明
下記のニュースを紹介します。
細胞内に信号伝達の足場 京大「脂質いかだ」形成解明
京都新聞 7月23日(月)10時19分配信
細胞膜内に浮かんでいる脂質の集まりの脂質ラフト(ラフト、いかだ)が形づくられる仕組みを、京都大物質―細胞統合システム拠点(アイセムス)の楠見明 弘教授や鈴木健一准教授らのグループが解明した。
ウイルス感染などの機構解明にもつながる成果で、英科学誌ネイチャー・ケミカル・バイオロジーで23日発
表する。
ラフトは、外部からの信号を細胞内に伝える受容体の足場となっている。
ラフトをつくる脂質が結びついている受容体CD59に蛍光物質を付けて顕微鏡で観 察したところ、
外部からの信号入力がないと2つの分子が約0・2秒結合しては離れる動きを繰り返しラフトも小さかった。
外部から信号が入ると、4分子以上
が結合し約6秒間大きなラフトを作り、細胞内への情報伝達も増強された。
ラフトは、インフルエンザやエイズなどのウイルスと結合しやすく、またアルツハイマー病を引き起こすタンパク質との関連も注目されている。
楠見教授は「ラフトを制御することで、さまざまな病気の発症を抑えられるかもしれない」と話している。
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