香港の光と影・・・120万人の棺おけ住宅
日本リバース・目の美容室・目の美容学院
香港は、30年前から食事に行っていました。
どの店も美味しく、何度も行きたくなる国でした。
しかし、香港は貧富の差が激しく、高層マンションに住める人は、限られています。
友人が香港人で、今、金型会社を中国の広州で、経営して、頑張って去年上場させました。
その社長も、狭いワンルームに奥さんと子供で生活しています。
香港の不動産は、とても高いのです。
中国の広州で、100平方メートル以上のマンションで生活しようと奥さんに言っても、拒否され、香港でないとだめだそうです。
中国人なのに、私は、香港人です。と言い直します。
特別な何かがあるみたいですね。
さて、香港だけではありませんが、北京でも地下に住む・マンホールに、仕方なく住む人も多くいます。
ニュースに載っていたので、紹介します。
「棺おけ部屋」に120万人が暮らす香港 華やかな発展の陰で
CNN.co.jp 8月3日(水)11時3分配信
香港(CNN) ぜいたくな高層マンションやしゃれたショッピングセンターが並ぶ香港の中心街。その陰に、棺おけと大差ないスペースでの暮らしを強いられる貧困層の現実がある。
マクさん(72)は、香港の中心部、湾仔(ワンチャイ)地区にあるビルの「棺おけ部屋」に10年前から住んでいる。
部屋の床面積は約1.4平方メートルと
ベッド1台分で、その上に座れば頭上に天井が迫る。
棚のように重なった20人分の部屋、換気の悪い通路、共同のトイレ兼シャワー室がひとつ。マクさんは 「ここに住みたい人などいないが、生きるためには仕方がない」と話す。
マクさんのような貧困層は、香港全体で120万人に上るとされる。
16年以上の経験がある香港のソーシャルワーカー、セ・ライ・サンさんは「こういう場所に暮らすのは怠惰な人たちと思われがちだが、決してそんなことはな い」と強調する。「長時間の重労働でもほんの少ししか賃金がもらえなかったり、たまたま景気の悪い時に当たってしまったりすることもある」という。
マクさんも例外ではない。
金融関連の事業で失敗を重ねた末、今は近くにあるショッピングセンターの清掃作業員として働いている。
収入は、月額150米ドル
(約1万1600円)ほどの家賃がようやく払える程度。借金取りに知られることを恐れて、フルネームを明かそうとしない。
マクさんは「食事は抜けばいいし、汚れもベッドの虫も窮屈さも我慢できるが、困るのは安全の問題。危ない目に何度も遭った。
こんなすし詰めの野放し状態で
は、火事が起きれば全滅だ」と語った。
当局によれば、マクさんの部屋があるような賃貸施設は認可制であり、防火・安全基準を守ることも義務付けられている という。
ソーシャルワーカーのセさんは、香港の棺おけ部屋は「不動産価格の高騰と、アジア最大ともいわれる貧富の差が重なった結果だ」と分析する。英不動産大手サ ビルスが今年実施した調査によると、香港の最高級物件の価格は1平方メートル当たり880万円を超える。1等地でなくてもロンドンや米ニューヨーク、モス クワなどの約4割増しの価格だという。
豊かになっていく香港の中で取り残されてしまったのが、棺おけ部屋の住人たちだ。
セさんによると、こうした部屋は1平方メートル当たりの家賃が高層マン ションなどより割高になっているうえ、過去1年で20%前後も値上がりした。
香港の公共住宅は30万人の順番待ち。待ち時間は平均3年だが、棺おけ部屋で 10年待ち続けるケースも少なくないという。
マクさんは「香港には2つの顔がある」と言う。
ひとつは窓から見える華やかな都会、もうひとつは貧しい人々が転落していくこちら側の世界だ。
マクさんは
「当局は私のような貧困層を助けられないわけじゃない。
ただ助けたくないだけ、問題を解決する気がないだけだ」と、不満をぶつけた。
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